おいでやっす~熟年旅リスタまこぼんです。
シニアだってますます元気!!
ってことで、今日も始めていきますよ~
以前のエントリーで、タイ旅行をケーススタディにして、いつになったら海外旅行へ行けるの?ということで、いろいろな情報を総合して私なりに考えてみました。
多くのタイ在住者や海外旅行通の人たちが、アフターコロナでは、10月からのタイ旅行再開を予想してますが、そうした予想を覆し、私まこぼんは、11月再開説を開陳してみたんですがいかがでしたか?
我ながらいい線いってるんじゃね?と自画自賛しときます(笑)
ただ、あれから新しい動きがあったので、情報をアップデートしながら、あらためて私たちタイ好きが、タイへ旅行へ行ける時期を考えていきたいと思います。
タイ国際航空に新たな動きが
タイ国際航空(THA)はこれまで、新型コロナの影響で運休していた日本路線を、7月1日から再開するとしてきましたが、ここにきてこの計画が変更されました。
発表によると、変更された再開予定は、8月1日となっていて、1カ月も後ろ延ばしになります。
このタイ国際航空の日本路線の運休延長の発表とタイミングを合わせるように、今度は、タイ政府がこれまで6月末までとしていた非常事態宣言を、7月末まで延長するといいはじめました。
これはまた不穏な空気が…(汗)
これまでも、非常事態宣言の延長に合わせて、タイ民間航空局(CAAT)が、空路によるタイへの入国禁止措置を延長してきただけに、タイ国際航空の運休延長の動きから逆算して、なにやら不気味に符合してきます…
就労ビザをお持ちの駐在員さんたちも、本格的にタイへ再入国するのが延期になりそうで、これは困ったことになりましたね。
ここ2週間以上、タイでは、新型コロナの市中新規感染者ゼロが続いていて、コロナ感染者が報告されても、そのほとんどが海外からの入国者です。
市中感染はほぼ収束したのに、国外から新型コロナウイルスが流入してくるんですから、タイ政府が海外からの渡航者を警戒するのも無理ないことなんですが。
どうやら、非常事態宣言を終了すると、こうして海外からやってくる新型コロナ感染者を、14日間隔離することが難しくなるので、コロナを水際で防ぐためにも、再延長が必要だという思惑があるようです。
これが決まれば、少なくとも7月いっぱいは、一般の観光客がタイ入りすることは事実上無理でしょう。
日本の入国制限の緩和と4ヶ国の反応
ところで、6月に入ってすぐ、日本の外務省は、タイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドといった、コロナ抑え込みに成功した4ヶ国と入国制限の緩和に向けた協議に入ったことがニュースになりました。
日本政府もまた、こうした新型コロナウイルス流入リスクの低い国々から順に往来を再開したいんですね。
日本からは、まず第1ステップで、ビジネス客や専門職の渡航者から受け入れを始めたいと提案しているそうです。
第1ステップでは、入国後の14日間の隔離を義務付けず、PCR検査による陰性証明など、簡略化した手続きのみで入国を許可するといった、ファスト・トラック(fast track)が協議された模様。
交渉案では、第2ステップで留学生や技能実習生、第3ステップで観光客の受け入れを認めるということで、海外からの観光客の受け入れは最後になることが窺えます。
逆にタイの側でも当然同じようなステップを踏むことを考えてるでしょうね。
興味深いのは、日本が4ヶ国と協議を始めたあとから、先ほどのタイ国際航空の日本路線の再開延期が発表されたことです。
真っ先に協議に入ったベトナムも、タイと同じで、ベトナム航空の7月からの日本路線再開を8月へ延期してます。
ニュージーランドも今のところ、日本からの渡航者受け入れを見合わせたので、協議は日本の思惑通りには進んでないようですね。
日本政府が4ヶ国に対して、
「こちらではコレコレこういう条件で、入国制限を緩和する用意がありますが、そちらでも制限を緩和してくれませんか?」
と、持ちかけたところ、
「ちょっとまだ無理そうなんで、日本路線の運休を延長します!」
と、返された格好になってます(汗)
日本はタイからもまだかなり警戒されてるんでしょうね…
これは悲しい…(涙)
じゃあ8月からタイへ行けるの?
7月のフライト再開が延期されたくらいですから、8月にタイへ入国できる日本人は、ごく限られた方々になると思います。
例えば、今、フィリピンへ入国する場合、出国前に病院で健康証明書を発行してもらって、出国時と入国時にPCR検査、その結果が出るまでは隔離施設で待機して、陰性が証明されて市内入りできても、14日間の自主隔離が課されるってなってますから…
これと同じような措置が、タイへの入国でも採られるでしょうから、よほど火急の理由がない限り、タイへ飛ぼうと思う外国人はいないでしょう。
8月からタイと日本の間で、ファスト・トラックが開始される可能性もなくはないでしょうが、私は、それも9月からと考えるのが妥当じゃないかと予想します。
ニュージーランドとの協議で、日本は感染リスクが評価しにくいから、渡航者の受け入れも後回しになる、というようなことが伝えられたそうです。
これはタイ政府も危惧するところで、日本はまだ新型コロナを制し切れてないと思われているのかと。
それに、まず受け入れを再開したいのは、リスクの残る日本よりも中国なんだと思います。
タイは、歴史的にも経済的にも中国との繋がりが深いし、なにより、年間の外国人観光客の約40%が中国人です。
そんな中国は、すでに5月から韓国との間でファスト・トラックを開始している実績があります。
タイとしても、早期に中国との往来を再開したいので、もし非常事態宣言を7月末まで延期するとしたら、8月から優先してファスト・トラックを始めたい相手国は、中国と韓国になるでしょう。
中国や韓国で実績ができた次の段階、つまり早くても9月になってから、日本とのファスト・トラックに取り組むのではないでしょうか。
タイへの観光旅行、10月再開説はどうでしょう?
タイ政府は、アフターコロナの最善のシナリオで、10月から観光客を受け入れたいとしています。
このシナリオでは、海外から観光客を受け入れるときには、入国の際の検疫や隔離措置が無くなっている必要があるとのこと。
そこでまず、8月と9月で、ファスト・トラックを行って、もう隔離措置なしでも大丈夫となれば、例えば、健康証明書の提出と検温だけで、10月から観光客を受け入れようというわけです。
ただし、タイも最初のうちは、トラベル・バブル(travel bubble)の協定を結んだ国々から優先して受け入れを始めるんじゃないかな?
関係の深いASEAN諸国、それから中国と韓国、これらの国々とまずトラベル・バブルを組むんじゃないかと予想しているんですが…
そうなると、日本は、初期のトラベル・バブルの仲間になれるかどうか?ということになりますよね。
新型コロナ緊急事態宣言が解除されても、東京アラートが発令されたりと、先が読みにくい今の日本に対して、諸外国が安心して受け入れを表明するには、まだもう少し時間が必要かな?と感じますがどうでしょうか。
やっぱり、日本は、タイをはじめとしたASEAN諸国が組むトラベル・バブルの初期メンバーにはなれないと思うんですよ。
だから、10月の受け入れタイミングには間に合わず、次のタイミングからになるんじゃないかな?
つまり結論としては、10月にタイへ観光旅行へ行くのは、まだ時期尚早だと。
というわけで、私まこぼんの予想は、今回もまた11月からなら観光旅行が再開できるかも?となりました。
たとえ、10月から受け入れが開始されたとしても、それが10月の初旬からなのか、中旬からなのか、予想するのはさらに難しい…
それなら、航空券やホテルを予約するにしても、11月にしといたほうが無難じゃないですかね?
ロックダウン直前にタイへ旅行して、てんてこ舞いした私の経験からすると、そのほうが安心して旅の予定が組めるかと思いますよ(笑)
まぁ、タイ政府のご機嫌も、山の天気のようにコロコロ変わるでしょうから(笑)、これからもまた最新の情報があったら書いていきたいと思ってます。
それでは今回はここまで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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では、また次回までボンボヤージュ!
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