大人のタイ飯屋さん！下北沢シアムエラワン～東京タイ飯味くらべ

東京タイ飯味くらべ、それじゃあぼちぼち行きましょか～

下北沢シアムエラワンでランチ

近頃はカレーの街とも言われるようになった下北沢。

いろんな美味しいカレー屋さんがある中で、タイ飯屋さんのカレーもおすすめだ。

下北沢の駅もすっかり改築されて、旧南口は無くなり、今は中央口から南口商店街にアクセスする。

緩い坂道をのんびり下って、100均の前の道を右へ入れば目的地。

シアムエラワンは人通りが多いところから１本入った小路にひっそりとある隠れ家レストラン。

落ち着いた大人の雰囲気が漂うお店だ。

オフホワイトの壁にダークチョコの化粧梁を走らせたシックな店内はモダンで上品な空間。

タイの古民家をリノベしたかのような趣おもむきだ。

壁にはタイ風のポーズをとった梵天を彫ったレリーフが格調高く飾られてる。

適度に灯る間接照明にも癒されますな。

とはいえ背伸びした感じでもなく、カジュアルな格好でワイワイ楽しむのも自由だ。

お嬢さんと距離を縮めたいときに、知っといて損はないチョイスだろう。

きっと話に花が咲くこと間違いなし。

まこぼん実食

当たり前のようにビアリオを注文してから何を食べようか迷う。

カレーを食べたい気にはなってたけど、グリーン・カレーにするかマッサマン・カレーにするか…

メニューには唐辛子マークやパクチーマークが載っていて、辛さの目安、パクチーが入ってるかどうか一目瞭然でわかりやすい。

唐辛子マークは無かったけど、メニュー写真の辛そうな見た目に惹かれて、ランチセットのゲーン・マッサマン・ガイ（แกงมัสมั่นไก่）に決定。

サイドメニューにヤム・ウンセン（ยำวุ้นเส้น）をオーダーした。

出されたマッサマン・カレーは、鶏胸肉とジャガイモを煮込んだシンプルな出来。

つぶっと入ったピーナッツがアクセントだ。

ゲーンの多くにはココナツミルクが使われるけど、ベースにはエビをペーストにした調味料カピ（蝦醤กะปิ）やエシャロットの味がある。

そこに唐辛子やニンニクを潰したナムプリック（辛味噌น้ำพริก）が辛味や香りを加えてる。

ゲーン・マッサマンは、イスラム風というだけにさまざまなスパイスが調合されるのが特徴だ。

赤い見た目ほど辛くなく、辛さは控えめで★2.5。

辛さがフワっと広がったとおもったら消える感じだ。

鶏肉は適度に煮込んであって柔らかい。

合わせて良い加減に歯応えを残すジャガイモとライスを頬張るとほくほくと美味い。

タイ米は澄んだ香りの水で炊いてあった。

ヤム・ウンセン。

これはビールのつまみに最高に合う。

鶏ささみ、エビ、イカ、きくらげ、プチトマト、オニオンと具沢山の和え物。

多彩な具が春雨と好く絡んで複雑な旨味を作る。

マナオ果汁が爽やかな酸味の土台を築き、そこにパクチーと干しエビがパンチを効かす。

辛さは適度に辛い★3つ。

ビールがなんぼでも進む。

これはおすすめの一品。

シアムエラワンの感想

味　　　4.5
雰囲気　4.5
コスパ　3.5

今回食べたゲーン・マッサマン・ガオが1,200円。

ランチセットでサラダ、スープ、デザートが付く。

サイドメニューに頼んだヤム・ウンセン500円はコスパが高いと感じた。

リオ小瓶で780円。

ディナーは、レパートリーが70種類以上、580円から1,280円で1,000円くらいが中心価格だ。

東京のタイ飯屋さんとしてはお得感を味わえるお店じゃないだろうか。

料理は全てシンプルで味のある器に盛ってサーブされ、いずれも本格的なタイの味が楽しめる。

伝統とコンテンポラリーが調和したインテリアは、チェンマイやアユタヤにいるかのような錯覚に誘ってくれる。

落ち付いて話がしたいカップルが訪れるにはもってこいのお店だ。

メニューは全品テイクアウトできるとのこと。

下北沢シアムエラワンの行き方

下北沢駅の中央口をマクドナルド側に出たら、そのまま南口商店街の坂を下りて、ダイソーが見えたらその正面の小道を右に入る。

ウッディーなファザードが目印。

駅からは徒歩３分圏内。

とても分かりやすい場所にある。

Siam ERAWAN （タイ料理 / 下北沢駅、世田谷代田駅、池ノ上駅）
昼総合点★★★★☆ 4.2

それでは今回はここまで。

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