タイのトラベルバブルとは?

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ざっくり言うと

  • トラベルバブルとは、新型コロナ収束国同士の相互受け入れ協定。
  • タイが最初に協定を結ぶ国は、中国、韓国、日本?
  • 受け入れは7つのグループから開始される。
  • 観光客は後回しになるかも?

おいでや~す、熟年旅リスタまこぼんです。

シニアだってますます元気!!
ってことで、今日も始めていきますよ~

ここ日本では、まだ新型コロナの新規感染者が毎日50名くらいはカウントされるという日々が続いています。

なかなか収束が見えてこない感じで、とってもイライラしますよね?

早くコロナが収まって欲しい!

誰もがそう待ち望んでいることでしょう。

そんな日本を尻目に、タイでは、新規の市中感染者ゼロの日がもう4週間近く続いてます。

世界保健機関(WHO)が提唱する、コロナ収束を判断する目安は、新規の市中感染者ゼロの日が28日間連続で続くことですが、その目標の達成までもうすぐと迫ってきました。

これも徹底したロックダウンに耐えたタイの人々の頑張りがあったからなんですよね。

こうなってくると、次に関心が高まってくるのが、いつになったら海外から渡航者を受け入れるのか?ということで、これが毎日のように話題になってきてます。

そうした話題の中で、注目され始めたキーワードが、

トラベルバブル(travel bubble)

今回はこのトラベルバブルってなに?ということで、タイのケースを日々更新されるニュースからまとめていきます。

トラベルバブルとは?

しゃぼん玉のようにくっついて泡の中で旅をする?

トラベルバブルってのは、新型コロナの世界的パンデミックが起こったために作られた造語。

今は世界中の国々が国境を閉ざして、外国人旅行者の受け入れをストップしていますよね?

だけど、インバウンドによる観光収入が完全に途絶えたままでは、世界経済は停滞していくばかり。

当然、コロナを抑え込んだ国々は、そろそろ海外から渡航者を受け入れて、経済をリブートしたいと考えてます。

でも、どうやったらコロナの第2波・第3波を予防しながら、他の国々から渡航者を受け入れることができるんでしょうか?

そこで編み出された外交政策が、トラベルバブルです。

トラベル(travel)は旅行、バブル(bubble)は泡って意味ですよね。
この二つの言葉を合体させた造語がトラベルバブル

感染者がいなくなった国をひとつの泡(bubble)と見做して、その国はシャボン膜でコロナの流入から守られているとします。

そうした感染リスクが低い国々がお互いに、泡と泡がくっつくようにして、コロナの流入を抑えながら、旅行者の往来を始めていこうというイメージ。

つまり、コロナの感染リスクが低い国々で、旅行者を相互に受け入れようという多国間協定がトラベルバブルということになります。

泡のイメージで捉えると理解しやすいですよね。

それでは、具体的にどんな協定内容になるんでしょうか?
タイのケースでみていきましょう。

タイと最初にトラベルバブルでくっつく国はどこ?

タイ政府の新型コロナ緊急事態管理センター(CCSA)のスポークスマン、タウィーシン博士が行った記者会見によると、今の時点でトラベルバブルを協議している相手国は、日本と中国、韓国だそうです。

これまでは、ベトナムと二国間で検討しているとか、日本がオーストラリア、ニュージーランド、ベトナム、タイの4カ国と交渉を始めたからこの国々を含めるとか、中国がシンガポールとの間でファストトラック(fast track)を行っているからシンガポールも対象になるとか、いろんな情報が流れました。

ファスト・トラックとは?

ここでいう「ファスト・トラック」とは、新型コロナ感染を収束させた国同士で、主に企業関係者や専門人材に限定して、14日間の自主隔離などの制限を課すことなく、通関・入国できるようにする制度のことをいいます。

ただ、今回はかなり信憑性が高い話なんじゃないかなと思います。

この発表があった数日前、日本の全権大使とタイ保険省の大臣が会談し、トラベルバブルについて交渉に入ったという報道があったばかりだからです。

タイは、中国と韓国に対して、いち早く新型コロナ感染危険国(Disease-infected Zone)の指定を解除しているということもあります。

もしかすると日本も、中国や韓国に続いて危険国指定が解除されるかもしれませんね。

いずれにしろ、まだ協議中の段階ですが、中国、韓国そして日本は、タイのインバウンド経済に非常に影響力が大きいので、最初の対象国として優先される方向が見えてきました。

トラベルバブルの具体的方針。タイの場合

トラベルバブルは、日中韓の3ヶ国から?Nation Thailandより転用

先ほどのタウィーシン博士の会見によると、タイはトラベルバブルに踏み込む前に、まず4つのグループを対象に、自主隔離など制限付きのファストトラックを始めるようです。

ファストトラックで入国できる渡航者
  1. ビジネスマンや投資家など仕事関係者【700人】
  2. 専門職の技術者【22,000人】
  3. タイ人の外国人配偶者や永住権ホルダー、教師、学生【2,000人】
  4. 医療を受けるための旅行者(medical tourists)や
    健康を促進したい旅行者(wellness tourists)【30,000人】

1から3のグループは、これまでも中国と韓国の間のファストトラックなんかでも受け入れが許可されてきたタイプの渡航者ですが、注目は第4グループですね。

追記

タイ外務省が各国の商工会議所に通知した文書によると、往来の受け入れが始まっても、自費負担の14日間自己隔離や10万ドル以上の保険加入など、厳しい制限がいろいろ課されるとのこと。

入国条件の詳しくは、以下の在タイ日本大使館のHPでご確認ください。

在タイ日本大使館 商工会議所宛てレター

旅行業界では、メディカル・ツーリズム(medical tourism)やウェルネス・ツーリズム(wellness tourism)という言葉が使われます。

メディカル・ツーリズムは、直訳すれば医療旅行ですから、目的地で医療を受けるための旅行という意味。

これはわかりやすいですよね。

注目すべきは、ウェルネス・ツーリズムのほうです。

ウェルネス・ツーリズムとは、Wikipediaによると、

ウェルネスツーリズム(英語: Wellness Tourism)とは、旅先でのスパ、ヨガ、瞑想、フィットネス、ヘルシー食、レクリエーション、交流などを通して、心と体の健康に気づく旅、地域の資源に触れ、新しい発見と自己開発ができる旅、原点回帰し、リフレッシュし、明日への活力を得る旅のことである

ウェルネスツーリズム by Wikipedia

とあります。

これって、ウェルネス・ツーリズムが目的ですと銘打って、旅行日程にスパとかフィットネスとかヘルシー食レストランとかへ訪れる観光ツアーを組んだら、最速でタイへ行けるってことじゃね?(笑)

なんて淡い期待もしてみるんですが、たぶんそんなに甘くはないんでしょうね。

できたとしても、プーケット島やサムイ島など出入りの管理がしやすい島なんかに滞在先を制限されたり、入国後14日間の隔離期間をスパとかヨガとかで過ごしてからの長期滞在じゃなきゃダメとか、いろいろと条件が付くんじゃないかなぁ。

それでも行きたい方はいるかもしれませんけど(笑)

実際、旅行会社は、ウェルネス・ツーリズムのツアーを企画するかもしれないし。

さて、この4つのグループに続いて、次のフェーズで3つのグループを受け入れようという発言もありました。

この3つのグループのうち、第3グループがトラベルバブルの対象だと思われます。

この第3グループに日本と中国、韓国が含まれるという発言があったということ。

トラベルバブルで入国できる3グループ
  1. 会合や視察目的を含む短期滞在のビジネスマンや起業家
  2. 式典などに招待されたタイ政府のゲスト
  3. トラベルバブルの観光客

第1グループは、滞在エリアの限定やPCR検査によるスクリーニングなどの検疫対象になるようです。
第2グループは、ほとんどスルーで入国できる渡航者かもしれません。

いずれにしろ、これらのグループは、最初のファストトラックの渡航者を受け入れて、しばらく様子を見てからということになるんでしょう。

タイ国政府観光庁(TAT)の考えによると、観光客を本格的に受け入れるとしたら、入国の際の厳重な検疫が無くなってからだという話がありました。

こう考えると、トラベルバブルが開始されるとしても、観光客の往来は一番最後の最後になるってことじゃないかな?

今のところ分かってることはこのくらいのことで。

協議はこれからも深まっていくはずなんで、もっと具体的になったら逐次報道されるでしょう。

そんな新情報が発信されたら、また改めてまとめていきまーす。

最新情報を記事にしました。あわせてお読みください!

それでは今回はここまで。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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では、また次回までボンボヤージュ!

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