おいでやっす~熟年旅リスタまこぼんです。
シニアだってますます元気!!
ってことで、今日も始めていきますよ~
いつになったらまたタイへ観光旅行に行けるんだろう?
タイ好きオヤジにとっては、このことが今一番の関心事になってます!
(なんて暇人なんだ!というお叱りには返す言葉もございませんwww)
そんなことが気になるあまり、そう得意でもない英語でタイの英字ニュースなんかを読んでると、
「ちょっとこれってどういう意味?」
と脳みそが止まる英単語がちょくちょく出てきて困る(汗)
Google先生も詳しく教えてくれないし(笑)
タイトルにも挙げました”villa quarantine”
外国人旅行者の受け入れについて書かれたニュースなんかに出てくるワードなんですが、この意味分かりますか?
私まこぼん、最初どんな意味なのか?さっぱり分かりませんでした…
まぁ、私程度の英語力では当然なんですが(笑)
そこで今回は、新型コロナのパンデミック以降、よく見かけるようになった英語の意味を私なりにまとめていきます。
これはあくまで私レベルの解釈なんで、英語が得意な方からのご指摘大歓迎です!
コロナ関連の新語・専門用語が多すぎ!
そもそも、「新型コロナウイルス」という言葉自体が、私の人生とは無縁だったはずなんですが…
今や世界中の人々にとって呪われた言葉になってしまいました…
英字紙なんかを読むと、直訳っぽいのは、”the novel coronavirus”ですね。
”novel”の意が「新型」と訳されてます。
ただ、「新型コロナ感染症」という意味を表したい場合は、”COVID-19”と表記することが多いようです。”COrona VIrus Disease 2019”の略称ですね。
コロナにまつわる言葉としては、アフターコロナ(after corona)だのウィズコロナ(with corona)だのニューノーマル(new normal)だの、いろんな用語が飛び交ってます。
この画像は、グーグル・クラウド・ジャパンの代表の方がプレゼンで使った絵ですが、それぞれの言葉の位置付けが非常に分かりやすいんで貼らせていただきました。
新型コロナが発生する前の日常を”Before-corona”、コロナ感染が拡大していく段階を”Under-corona”、そして収束フェーズは”With-corona”となり、ロックダウンでコロナを「収束」させた後のフェーズが”After-corona”なんだというご説明。
たぶん、ワクチンや特効薬が開発されて、本当の意味で新型コロナが「終息」するまでの新しい日常を”New Normal”と位置付けているのかと。
とっても分かりやすくて私は腑に落ちました。
ニューノーマルについては、こちらで具体的なケースをまとめてあるんであわせてお読みください。
ソーシャルディスタンスもすっかり定着
ということで、いまや日本では、ソーシャルディスタンス(Social Distance)という言葉が当たり前に使われるようになりました。
簡単に言うと、
「コロナ感染を広めないために、”密”にならないようお互いに物理的な距離を空けましょう。」
という意で使われてます。
なんですが、本当はこの意味で使うとしたら、”Social Distancing”のほうが正しいんですよね。
”-ing”となってることに注目です。
本来、ソーシャルディスタンスという用語は、社会学で「人と人の心理的な距離」を表す言葉だそうで、感染症の話とは無関係なんだそう。
まぁ、私たち日本人は英語ネイティブでもないんで、正確な用法が大事というより、みんなに伝わればいいという世界で生きてますからね。
広く流通してて意味が伝わる言葉ならなんでもOKなんです(笑)
トラベルバブルとかファストトラックとか
タイは徹底したロックダウンに成功して、先程の画像でいうと、もうすでにウィズコロナからアフターコロナのフェーズへ移行してます。
そこで話題に上ることが多くなった言葉が、トラベルバブル(travel bubble)
トラベルバブルについてはこちらのエントリーで詳しくまとめてますんでご参考までに。
ざっくりいうと、アフターコロナの相互交通協定ってことでしょうか。
そして、最近はこのトラベルバブルという言葉に取って代わられた感がある単語が、ファストトラック(fast track)
ここでいうファスト・トラックとは、新型コロナを収束させた国同士で、主に企業関係者や専門人材に限定して、14日間の自主隔離などの制限を課すことなく、通関・入国できるようにする制度のことをいいます。
中国と韓国が始めたことで一時はそれなりに使われたワードですが、今ではトラベルバブルと意味の違いが曖昧になってしまってあまり見かけなくなりました。
ですので、トラベルバブルという言葉に、このファストトラックの意味合いがごちゃ混ぜになって使われている感じにみえます。
そもそも新しい言葉なんで定義が曖昧なのかもしれないけど…
これからは、トラベルバブルという政策の内容に、制限付きの受け入れとか、制限の緩い受け入れなんかが無造作に入ってきそうなんで、その都度整理しながら理解したほうがよさそうです。
”villa quarantine”って結局なに?
さぁ、ずいぶん遠回りしましたが、メインの”villa quarantine”ってなに?って疑問に話を進めましょう。
この単語、「ヴィラ・クアランタイン」とでも発音されるんでしょうが、先程のトラベルバブルのくだりの記事にちょくちょく出てくるようになりました。
まず”quarantine”は、「検疫」とか「隔離」という意味で、
14-day state quarantine
(14日間の隔離措置)
なんていうときに使われてます。
なので、「隔離措置」と理解したほうがイメージが掴みやすいかと。
ところで、この”state quarantine”という言葉は、”villa quarantine”と対比される感じでよくセットで出てきます。
”state”の意味はいろんな捉え方ができると思うんですが、私は「全国レベルの」というイメージで捉えてます。
つまり、”state quarantine”といったら、「全国レベルの隔離措置」ということで、
「君ら部屋から一歩も出てはならんぞ!」
という厳しい制限なんだというイメージ。
それに対して、”villa“という単語は、「別荘」という意があります。
「別荘隔離」ってなに?隔離施設が別荘ってこと?
ちょっと分かりづらいですよね(汗)
そこで、この”villa quarantine”が”state quarantine”という言葉とセットで使われることを考え合わせてみると、
「別荘の中にいるなら君ら好きにしていいよ」
というイメージになってくると思います。
あまり「別荘」という言葉のイメージに囚われても分かりにくいので、
「ある地域内に隔離すること」
と解釈したらどうでしょうか?
つまり、”villa quarantine”といったら、「地域内隔離措置」という意に介され、例えば、渡航者がプーケット島などの閉じた場所に「隔離」されるというイメージになるでしょうか。
実際にこの言葉は、タイのトラベルバブルが話題になってから見かけるようになったワードです。
現時点ではまだはっきりとしてませんが、タイ政府がこれから外国人の受け入れを進めるのに、きっちり14日間の自己隔離を課す”state quarantine”と、ある特定の地域内では行動の自由を認めつつも、その地域内に行動を制限する”villa quarantine”とを区別していく意向があることが分かります。
14日間という長い隔離期間を我慢して、タイ国内を好きに移動してよい人々ということになると、やっぱり長期滞在が見込まれる駐在員さんとか定住外国人に限られるということになりますよね。
今議論になっているのは、それ以外の短期滞在のビジネスマンや投資家をどう受け入れるかということで、そこに”villa quarantine”というワードが出てきたんですよ。
仕事で短期に滞在する旅行者も受け入れるけど、島に隔離するよ?ってことなんでしょうか(笑)
まぁ、プーケット島なんかならまだ大きい島だから、滞在者も窮屈な思いをしないんでしょうけど、観光じゃないんだからバンコクに行けなきゃ仕事にならんのじゃない?
苦肉の策とはいえ、結構乱暴な話ですよね(笑)
”villa quarantine”が短期滞在者の受け入れに適用されるかどうか、7月に入ればはっきりすると予想されてます。
ですので、新しいニュースが流れたらまたあらためてまとめてみますね。
それでは今回はここまで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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では、また次回までボンボヤージュ!
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