おいでや~す
まこぼんです!
サワディ~カ~
パクチーよ~
今日はご機嫌だね!
あたしはいつもご機嫌よ!
それなww
タイに行きたい思いが募り、今日も今日とて食べ歩く…
東京タイ飯味くらべ、それじゃあぼちぼち行きましょか~
タイ東北料理イサーン・キッチンでランチ
下北沢周辺住まいにとって、三軒茶屋は近いようで遠い。
茶沢通りを走るバスに乗れば一発なんだが、電車で行こうとしたら渋谷を経由しなければならない。
鈍った身体に鞭を打つべく、運動不足を補うために三茶まで歩いた。
お目当てはタイ東北料理イサーン・キッチン。
イサーン(Isan)とは、ラオスやカンボジアと国境を分けるタイの東北地方を指す。
今でこそジャスミン米の一大産地となったイサーンだけど、そもそも水捌けが悪くて農作が安定せず、それがこの地方独特の食文化を生んだという。
イサーンから都市部に出稼ぎに来る人々が多いことから、今では中部地方や北部地方の伝統的なタイ料理を押しのけて、イサーン料理はタイでもポピュラーな存在だ。
そして、そんなイサーン料理をいまや東京は三軒茶屋で食せるのが嬉しい。
茶沢通りを246まで出る手前に、原色ハデ目のファザードが見えたら、
そのまま地下へ降りてお店にイン。
小ぶりの店内には、いくつかのテーブル席と広めのカウンター席がある。
木組みされた敷居と彫刻が施された小柱でレイアウトされた店内は洋館を思わせるが、
タイ風のシックな御座で編まれた座布団が南国ムードを醸してる。
とても落ち着ける雰囲気。
ランチメニューで目を惹いたのは1日限定10食のカオ・ガイヤーン。
今日はこれを食べようと決める。
それからイサーン料理といえば、やっぱりソムタムも外せない。
もちろんビールも(笑)
店内のBGMにはイサーン・ソングが流れてる。
香辛料の香りとともにタイの空気感を盛り上げてくれた。
メコン川の匂いがする…
鼻を掃除したほうが良さそうね
まこぼん実食
ビアリオをあおりながら待つことしばし。
ほどなくカオ・ガイヤーン(ข้าวไก่ย่าง)とソムタム・タイ(ส้มตำไทย)が目の前のカウンターにタッチダウン。
ニワトリと赤い花をあしらった絵皿がかわいらしい。
面倒くさいから聞かれる前にもう教えちゃうわよ
お願いします…
カオ・ガイヤーンのカオข้าวはご飯という意味ね
ただし、カオは発音によっていろんな意味があるから要注意よ
正式にはカーオと伸ばして、オの音程を下げる感じ
へぇ~
タイ語の発音って難しいよね
日本語の発音がシンプル過ぎるのよ
で、ガイไก่は鶏肉
ヤーンย่างは焼くということ
カオ・ガイヤーンで焼き鳥飯ってことね
ソムタムは?
はいはい…
ソムส้มは酸っぱい
タムตำは叩くって意味だから叩き酢の物ってことかしら
イサーン風パパイヤサラダね
コップクン!
箸をとってガイヤーンから手を伸ばす。
ソースは2種類。
セットの生春巻きに個性的なスイートチリソース、ガイヤーンには通称イサーンソース、ナムチムチャオ(น้ำจิ้มแจ่ว)がサーブされた。
ガイヤーンをひと切れ、イサーンソースに漬けてから口に運ぶ。
タマリンドの酸っぱさとココナツシュガーの甘さがほど良く混ざったソースに絡んで、
照り焼きにした鶏肉からじゅわっと肉汁が口の中に広がって美味い。
鶏肉は、ナンプラーとパクチーの根、シーユーカオ(ซีอิ๊วขาว)などで作ったタレに十分漬け込んであって、イサーンソースに合わさると複雑な旨味を出す。
辛さは★3つのピリ辛。
よく香るジャスミン・ライスと一緒にかっこむと至福だ。
ガイヤーンとご飯を咀嚼して乾いたところにセットのスープを飲む。
しめじと小エビをボイルしたスープは、酸味があって想定外に滋味深い。
これは他の汁物メニューもかなり期待できるんだろうな。
スープを経由したらソムタム。
ソムタム・タイといえば、標準ソムタムだから、具材もオーソドックス。
青パパイヤに人参と空芯菜、ミニトマトを加え、クロック(鉢)でよくついて、干しエビと炒ったピーナッツを混ぜてある。
マナオ(ライム)の爽やかな酸っぱさが野菜類の食感と調和して清々しい味覚。
拍子抜けだったのはソムタムなのに辛さ★2ってところか。
辛くないソムタムってあり?
プリック・ポン(唐辛子フレーク)を加えて★4まで急上昇させた。
ビールが進む進む
ビアリオ2本空けた~
ほろ酔い加減で階段からコケないでよ!
イサーン・キッチンの感想
味雰囲気 コスパ
日本人に合わせて辛さは抑えてあるものの、味付けはかなり本格派。
注文時に辛さレベルをリクエストすれば、もっとタイ現地の味に近づくかも。
ランチのカオ・ガイヤーンは、生春巻き、スープ、デザート、タイハーブティーがセットで税込950円。
ソムタム・タイの単品が980円、リオ小瓶が650円と本邦では標準的。
ディナー・タイムには、70種類近くの本格イサーン料理のレパートリーが揃っててお酒も豊富にある。
中でも、ガイヤーン、ソムタムタイ、カオニャオが揃ったイサーン・セットは1,200円とお得な値段だ。
いろんな種類のソムタムも楽しめるので、次は夜に訪れたい。
ラープ(ลาบ)やイサーンのつまみ料理も充実してるので、酔っ払うこと間違いなし。
タイ東北料理イサーン・キッチンの行き方
田園都市線・三軒茶屋駅から茶沢通りに入って徒歩3分。
原色ハデ目のファザードが目立つのでわかりやすい。
下北沢から行くなら、北沢タウンホールから三軒茶屋行きのバスに乗って20分ほど。
歩くと30分以上かかるけど、ウォーキングをしたい方は運動がてらにどうぞ。
タイ東北料理イサーンキッチン (タイ料理 / 三軒茶屋駅、西太子堂駅、若林駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6
それでは今回はここまで。
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