おいでやっす~熟年旅リスタまこぼんです。
シニアだってますます元気!!
ってことで、今日も始めていきますよ~
いつになったら、またタイへ観光旅行に行けるんでしょうねー?
そして、タイへ行けるとなっても、タイ観光はどんな風に変わってしまうんでしょうか?
もしかして夜のエンターテイメントが全滅しちゃうとか?
色々とモヤモヤするばかりですが、アフターコロナの海外旅行はどうなるんだろう?
タイ観光の行く末をあーでもないこーでもないと想像すると、少しブルーな気分になりますよね…
いやいやもっとポジティブに考えないと!
という訳で、タイがロックダウンへと向かう丁度その頃、私まこぼん、タイへ旅行に行ってたんでよね(笑)
そんな貴重な体験も交えて、これまでタイでどんなことが起きたのか、一度頭を冷やして整理してみたいと思います。
ロックダウン直前のタイへ。はたして入国できるのか?
3月15日、日本でも新型コロナの感染者が増え始めた頃、私はひとりバンコク・ドンムアン空港に降り立ちました。
そもそも当初は、その翌日の3月16日にバンコク入りする予定でエアアジアXのチケットを買ってたんですが、
なんと!そのエアアジアⅩが、3月16日から6月30日までの日本発タイ行きの全フライトを運休すると発表したんです(3月13日)。
一時は、今回の旅行を諦めかけたんですが、ここで諦めると、当分タイへ行けなくなると考えた私は、16日のチケットをキャンセルするや、一日前倒しでタイ行きを強行したのでした。
すでにタイ政府は、日本を新型コロナ感染拡大国に指定してたんで、本当にタイへ入れるかどうかは、予断を許さない状況だったにもかかわらず…
今考えると、ずいぶん無茶な決断をしたもんです(笑)
成田から出発する際も、カウンターへ並んだ時、もうお馴染になったガンタイプの検温器でピッ!と体温を測られて、なんだか不安な気持ちになったもんです。
ネットの噂では、タイへ入国する際に、Fit to Flyの健康証明書が必要になるという憶測も流れていたので、そうなると入国できないかもという心配もありました。
実際は、これまでと変わった入国手続きはなかったんですが、
滑走路に降ろされた私たち搭乗客は、物々しくバスで仮設の検疫所に連れて行かれて、再度検温されたうえに、
タイ国内ではソーシャル・ディスタンスを守るようにと書かれた小さなカードを無造作に渡されたんです。
なにかとんでもない旅になるんじゃないか?
一抹の不安が頭をもたげた旅の始まりでした。
ところが、コロナの影響で乗客が少なかったせいで、いつものような通関の混雑はなく、10分と待たずに意外にするりとタイへ入国できたんです。
ちょっと拍子抜けしましたね(笑)
ロックダウン直前のタイはどんな様子だったのか?
3月15日、今やいつ再開するかも分からないナナ・プラザやその周辺のバービアや屋台も、この時はまだ元気に営業してて、
「ああ、バンコクに来れたんだ」
と、しみじみ感じたもんです。
ただ、普段の賑わいには遠く及ばなかったんですが…
明けて3月16日には、昼はカオサンに出向いてから、夜にはタニアへ遊びに行きました。
かつてない人出の少なさに寂しさを感じたものの、ほとんどのお店は開いていて、お嬢さんたちが居並ぶあの雑然としたタニアはまだ健在でした。
翌3月17日も、ターミナル21のフードコートは賑わっていて、遅いブランチを安上がりに済ませてから、
ディンデーン区方面のMPに顔を出したり、ラチャダー鉄道市場を散策したり、夜は夜でソイ・カウボーイに繰り出したりもできました。
一足早く国境を閉じた中国や韓国からの観光客の姿はほぼ見かけず、日本人観光客もほとんどいないバンコクでしたが、この時はまだなんの規制もなかったんです。
あ!この時にはもう、MRTに乗車するのに駅で検温してたかな?
コンビニなどのお店に入る時の検温はまだしてなかったけど。
そしてその夜、明日から新型コロナの感染拡大を抑えるために、バンコクの夜のエンタメ店が全部営業禁止になるという、不穏な情報が流れてきました。
タイのロックダウンはこんな感じで始まった
3月18日、この日は、午前中のフライトでバンコクからプーケットへ移動です。
今日からバンコクの夜のエンタメ店が営業禁止になると知ったまこぼんだけど、
「でも、プーケットのバングラ・ウォーキング・ストリートのほうは、営業禁止になるって話もないから大丈夫だよね。」
「よし!今夜も遊びに行くぞ!」
と、この時はまだ呑気に高をくくってたんです。
だがしかし!現実は甘くなかった…
その夜、バングラ通りに繰り出してみると、普段ならギラギラ輝くネオンも全て消え、夜通し鳴り響くはずの音楽も鳴りを潜めて、通り全体が静寂と暗闇に包まれて閑散としてたんです。
あらーやっぱりプーケットも今日から夜のエンタメ全部禁止になったのかー…
いやーまさかあんなバングラ通りをこの目で見ることになるとは…
あまりのことに、こんな繰り言をこぼしながら茫然と立ち尽くしたのでした。
結局、この日から、タイ全土で夜のエンタメが一斉に営業禁止となり、コンサートや展示会、宗教集会などの大型イベントの開催は自粛となって、学校も休校になったんです。
こうして、タイのロックダウンは、夜の歓楽街の閉鎖から始まったのでした。
だんだん強まるコロナ規制
3月20日、カロン・ビーチでアンダマンの海を楽しんでから、翌日にパタヤへ飛ぶ準備をしていたところに、外国人旅行者の入国手続きが制限されるという発表が伝わってきました。
心配だったのは、国内線で移動する場合も、空港の発着で、外国人が制限を受けるのではないか?ということです。
翌日、はたして飛行機に乗れるのか?どきどきしながらプーケット国際空港へ向かったことを憶えてます。
搭乗前に検温はされたけど、これといった特別な手続きもなく、プーケットからパタヤへ移動できた時は、ホッと胸をなで下ろしたもんです。
この時には、のちにプーケット島全体が完全に封鎖されるとは、思ってもみなかったんですが…
3月23日、ラン島のサマエ・ビーチでのんびりしたりと、二晩をパタヤで楽しく過ごした後、夜遅く出発する帰国便に乗るために、バンコクへ移動する当日。
バンコクでは、この日から、ショッピングモールや飲食店、スパやマッサージ店などが営業禁止になってました。
そして同時に、陸続きの国境も封鎖されたんです。
午前中に、北バスターミナルからバンコクへ向かうバスへ乗り込む時には、パタヤでは飲食店がまだ普通に営業してました。
その2時間後、バンコクに着いたら、ほとんどの飲食店がお店を閉めていて、営業している店でもテイクアウトだけになってたから、パタヤとバンコクでは規制に時間差があったようです。
エカマイからアソークへ移動して、ターミナル21に着いたら、エントランスは1階正面しか開いてなくて、営業しているフロアは地下の食料品売り場だけ。
ほんの6日前に来たばかりのフードコートは、いまや閉鎖されていて、テイクアウトでお弁当を売るために小さな机を1階エントランスに並べてるだけでした。
その後、アソーク周辺からナナまでぐるりと歩き回ってみましたが、ほとんど全ての飲食店に明かりがなく、屋台も姿を消し、人通りもまばらで、バンコク随一の繁華街は、全く精気を失っていたんです。
これはなかなかショッキングな光景でしたね。
あんなバンコクは、もう二度と見れないと思います。
この日、バンコクで席に座って食事ができたのは、例外措置がとられたスワンナプーム国際空港だけだったと思います。
さすがにこんなコロナ対策は少しやりすぎなんじゃないか?と、その時はそう思いながら、翌朝にはやっと祖国の土を踏むことができたんです。
コロナに翻弄されたタイ旅行、結果として、ロックダウンに向かうタイを体験できた貴重な旅行となりましたが。
そして…
3月26日、帰国してから2日も経たずに、外国人がタイへ入国することが原則禁止とされ、4月末までの非常事態宣言が発令されました。
いよいよロックダウンが本格的に始まったんです。
この旅では、手配した帰国便が3度も欠航になるなど、一時は帰国日の延期も考えてましたから、もし2、3日滞在を延ばしてたら、今頃まだタイから出国できずにいたかもしれませんね。
今思うと、ぎりぎりのタイミングで帰国できたわけで、本当に危なかった。
教訓。コロナを侮ることなかれ(笑)
本格的にロックダウンしたタイ
さて、ここからは、帰国後にニュースで知った、タイのロックダウンのこれまでをまとめてみました。
これまでのところ、タイの非常事態宣言は、7月には解除される見通しになっているようです。
また、順当に行けば6月15日には、規制緩和の第4フェーズが実施されて、ほぼ全ての業種業態に対する規制が解除されると言われてます。
ただ、もしかすると夜のエンタメ業界だけは、突然煙が立ち始めた通称「第5フェーズ」に後回しされて、最後まで冷や飯を食うことになるかもしれませんね(汗)
一番最初に営業を禁止された夜のエンタメ業界は、どうやら営業再開が一番最後になりそうです…
生き残れるのか?夜のエンタメ業界!?
そして、タイの観光産業はどうなってしまうのか!?
いろいろと思うところもありますが、それはまた別の機会に考えてみることにしましょう。
そして、私がこのタイミングで旅したタイ滞在記は、また改めて書いていきたいと思ってます。
それでは今回はここまで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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では、また次回までボンボヤージュ!
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