おいでや~す、熟年旅リスタまこぼんです。
愛❤自由!愛❤タイランド!!
ってことで、今日も始めていきますよ~
ちょっと~ふりむいてみただけの~異邦人~♪
って、いきなりの昭和歌謡ですんません(笑)
タイへ旅行に行ったら私たちはさながら異邦人。
文化や風習の違いを知らずに、タブーに触れてしまったり、マナー違反を犯してしまうことも…
悪気はないとはいえ、それで危険な目に遭ったり、気まずい思いをするのって嫌ですよね。
そこで、今回はタイ旅行で知っておきたいタブーやマナーについておさらいしていきます。
タイは安全な国なのか?
微笑みの国タイランド。
タイといえばフレンドリーな国民性をイメージしますが、実際の治安はどうなんでしょう?
タイに行ってみると、危険な目に遭うことがほとんどないので、基本的には安全な旅行先だといっていいと思います。
ただし、日本の治安レベルと同じかといえば、いささか注意が必要。
例えば、タイ警察の公表による2018年の殺人事件の件数は、未遂も含めて3,515件に上ります。
同じ2018年で日本の殺人事件件数は、警察庁の犯罪統計で915件。
殺人事件の発生件数でみれば、実に日本の約4倍。
タイの人口は日本の約半分ですから、殺人事件の発生率は日本より断然高いことがわかります。
異国では、日本が飛び抜けて治安の良い国だということを常にお忘れなきよう。
タイ観光で旅行者が犯してはならない最大のタブーは、危険な場所に無闇に近づくことです。
バンコクならクローントゥーイ(Khlong Toei)市場に隣接するチャオプラヤー(Chao Phraya)川方面のバンコク港の周辺にはスラム街があり、その対岸のプラプラデーング(Phra Pradaeng)郡も治安が良いとはいえないので、あまり近づかないでおきましょう。
日本外務省によると、タイ南端のマレーシア国境付近の地域は、分離独立を標榜するイスラム武装勢力による襲撃・爆弾事件が頻発しているとのこと。
旅程に南端地域を含めるのは控えるべきです。
タイでは、観光客を狙ったすりや置き引きが多発してるのもまた現実。
こうした窃盗事件のリスクは、観光客が多い名所旧跡や繁華街、ショッピングセンターなどで高まるためくれぐれも注意が必要です。
また、夜間に暗がりの路地裏に迷い込むのも避けたほうが無難。
免許制ですが拳銃の単純所持が認められているタイ。
麻薬の蔓延も危惧されてる国だということも十分意識しておいたほうがいいでしょう。
もしトラブルに巻き込まれても、タイ人相手には絶対に喧嘩をしないこと。
万一強盗に遭ったら、大人しく身ぐるみ剥がされましょう。
命あっての物種…
日本じゃないことをきちんと意識して行動するように。
詳しくは、外務省の海外安全ホームページを参照してください。
タイ旅行中に注意したいタブー
タイ王国は立憲君主制なので、国王の政治的影響力がいまだ大きい国。
王室批判はタブーとされ、たとえ外国人であろうと不敬罪に問われる数少ない国です。
王族の肖像が描かれた絵や像などを乱暴に扱うことは禁止。
タイ紙幣には国王が描かれてますので、意図的にお金を粗末に扱ったり、破ったりするのはご法度です。
タイは信仰の自由が認められてる国だけど、95%以上のタイ人は南伝の上座部仏教を信仰してます。
しかも、土着の精霊信仰(ピー信仰)やバラモン教も混合した独特の宗教観。
日本の神仏習合に近い感覚でしょうか。
輪廻転生を信じ、タンブン(ทำบุญ)が奨励され、功徳を積むことが日常生活の中に浸透してます。
男子は一度は出家することを求められ、それが成人の通過儀礼になってたり。
公共交通機関の優先席には、お年寄りや妊婦さん、身体の不自由な方と並んで、お坊さんも座れます。
そして、街中のいたるところで目にする祠の数々。
つまり、タイでは日本よりはるかに、宗教が生活の一部に溶け込んでいるということ。
それだけに、いろいろな宗教上のタブーがあります。
例えば、
などなど。
ただ、外国人から、頭を撫でても大丈夫か?と訊かれたら、若い人ほど気にしないよっていうかもしれないけど、
霊柩車を見たら親指を隠すなんて日本人の験担ぎと同じレベルで、タイ人もやっぱり生活上のタブーに障るのはあまり気持ち良いもんじゃないはず。
郷に入っては郷に従えの故事に倣って、嫌がることに踏み込まないよう慎むのが賢いでしょう。
タイの生活マナー
タイのテーブル・マナー
タイ旅行の楽しみといえば、タイ飯グルメを堪能したいってのがお約束。
ただ、タイのテーブル・マナーは日本人のそれとは大分違います。
タイの人たちと上手に付き合うためにも、テーブル・マナーを憶えといて損はありません。
例えば、
食器を手にとって口にかっこむ
日本人の我々は、丼からかっこむの大好きですよね(笑)
これ、タイではマナー違反です(汗)
タイの食堂やレストランのカトラリーには、箸が用意されているお店もありますが、基本はスプーンとフォーク。
右手にスプーン、左手にフォークを持って、食器はテーブルに置いたまま食べるのがタイ・スタイルです。
それから、
大ぶりの肉や魚にかぶりつく
これもみっともない。
スプーンとフォークで上手に小分けして食べるようにしたほうが綺麗。
タイ料理は、大体が食べやすいサイズに包丁が入ってるけど、それでも一口にいかない時は、スプーンをナイフ換わりにして切り分けます。
それも面倒だったら、大口開けて一飲みで食べちゃってくださいね(笑)
日本人がもっともやりそうなのが、
麺をずるずる啜って食べる
これもマナー違反です…
これは辛い(笑)
日本人たるもの、蕎麦は手繰るって相場が決まってるんでい、てやんでい!
って思っちゃいますよね(笑)
そうはいっても、タイに入ってはタイに従え。
屋台や大衆食堂なら構わないかもしれないけど、レストランでは周囲のタイ人の目も気にした方がいいですよ。
チップどうする?
チップって日本人が最も慣れない習慣ですよね。
どんな時にいくらくらいのチップを渡したらいいんだろう?
って戸惑ったり…
そもそもタイにチップの風習はなかったそうで、これは欧米人が持ち込んだ習慣です。
いまや、チップの習慣はタイにすっかり定着してるので、渡さないとがっかりされることも。
中には、チップ収入をあてにして暮らしてる人たちもいるから、やっぱり渡したほうが喜ばれます。
だけど、チップはあくまでサービスに対するこちらの気持ち。
基本的には出すも出さないもこちら次第です。
憶えておくと便利なことは、タイの物価感覚を日本円で数えるなら、ゼロをひとつ加えてみると良いってこと。
例えば、為替レートに関係なく、฿100なら日本の1,000円くらいの感覚になります。
なので、ホテルでベッド・メイキングさんにチップを渡すとしたら、฿20札だとちょっと足りない気も…
฿50札か฿100札を枕元に置いておくくらいがスマートかと思います。
タイ式マッサージのセラピストさんには、サービスに満足したら฿100、そうでもなかったら฿50とか。
飲食店やタクシーでは、お釣りをチップにして渡すのが定番。
お釣りが少なかったら、฿50も足して渡せばよいと思います。
買い物時や屋台の買い食いでは、チップはいらないですね。
夜のお店で遊ぶ時は、世話をしてくれたデックさんやママさん、コンチアさんに฿100のチップでOK。
お嬢さんをペイバーしてからのチップはまた別の話なのでご注意を(笑)
タイ人と仲良くなろう
タイの人たちは、とっても礼儀正しいです。
日本人は、挨拶する時に軽く首を垂れて会釈をしますが、タイ人は、ワイ(ไหว้)をします。
挨拶や感謝の意を示すのに、胸の前あたりで両の掌を合わせる。
ワイは蓮華の蕾をかたどってるので、少し膨らみを作って合掌すると良いとのこと。
より恭しくワイする時は、顔の前で合掌します。
ワイをされたらワイで返す、これで大丈夫。
お互いにワイをし合って相手を尊重すれば、自然と心が通じて仲良くなれますよね。
このように、タイのタブーやマナーを知ることで、旅先で出会う人たちと通じ合うチャンスがさらに広がります。
手と手の皺を合わせて幸せのポーズ。
タイの人たちとワイで触れ合って、幸せいっぱいの旅を楽しみましょう。
それでは今回はここまで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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では、また次回までボンボヤージュ!
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