おいでやっす~熟年旅リスタまこぼんです。
シニアだってますます元気!!
ってことで、今日も始めていきますよ~
タニヤ嬢と夜遊びグルメを満喫したまこぼん。
バンコクの旅、3日目はラチャダー界隈からスタートです。
ターミナル21フードコート
3月17日、遅めのブランチを食べようと、BTS(Bangkok Mass Transit System)アソーク(Asok)駅直結のショッピングモール、ターミナル21アソーク(Terminal21 Asok)のフードコート、ピア21(Pier21)にやって来ました。
特段列ができることもなく、円形カウンターでプリペイド・カードに฿100ほど追加チャージすると、フロア内のショップを物色します。
カオムーデーン(Khao muu daeng)のプレートとマンゴージュースを買って、カトラリーを取りテーブルに着く。
平日の昼時だというのにいつもの混雑はなくて、ピア21は比較的空いてました。
席に落ち着いて、昨夜のふたりの記憶を反芻しながら、飯を頬張ります。
オーちゃん、子持ちだったんだな…
出産後のお腹をブランケットで隠すようにしてた彼女を思い出しました。
お子さんを田舎の親御さんに預けて、都会に働きに出ているタイのお嬢さんは、少なくないと聞きます。
そして、一生懸命働いて、せっせと両親へ仕送りに励むそう。
年金の恩恵に与かれる人々は全体の10%程度、親の老後は子供が支えるのが当然らしい。
ある意味、子供を持つことが老後の備えって考えなんでしょうか?
タイの人々の生活習慣に思いを馳せながら、タイ米のプレートを平らげました。
今日はこれからどこへ行こうか?
ジュースの残りをストローで吸いながら、考えを巡らせます。
そうだな、ここからならMRT(Mass Rapid Transit)に乗って、ラチャダー(Ratchada)のほうに行ってみるのもありだな
こう観光客が少ないとなると、MP(Massage Parler:soapy massage)がどうなってるか、やっぱり気になってきました。
ポセイドン
MRTスティサン(Sutthisan)駅から出て、ラチャダピセーク通り(Ratchadaphisek Rd)を南下し、ポセイドン(Poseidon Entertainment Complex)を目指します。
ポセイドンはバンコク屈指の11階建て巨大MP。
やがてその壮観な建物が見えてきました。
午後2時過ぎの昼下がり。
駐車場を通って、数段昇ったガラス扉を開けると、受付カウンターに一瞥をくれて、さっさと2階へ上がりました。
まずはビーナス・ショーケース(venus showcase)という金魚鉢を見物します。
3階のモデル・ロビー(modeling lobby)は15時スタートでまだ早い。
ハイクラスなお嬢さんたちより、2階の金魚さんのほうが性に合ってるので(笑)
さっそくコンチアのおばちゃんに案内されて、全部が見渡せるセンターの席に腰を落としました。
女の子は、タマダー(tham ma daa)クラスが30人ほど。
それぞれに色とりどりのボディコン・スタイルで、こちらを向いて並んでます。
30代くらいのお嬢さんたちを中心に、若い娘もちらほらいました。
この時間にしては揃ってるなと思いましたが、客の入りが少ないからかもしれない…
何番の娘を指名しますか?
おばちゃんが訊ねてきます。
迷っているところに、接客を終えたひとりのお嬢さんが、ひな壇をさっと横切っていきました。
コーラをひとつ持ってきて
あの娘が控えからこっちに来るまでちょっと待とう
もう一度彼女の様子を確かめようと、ソファーに深く座り直しました。
クッキーちゃん
15分ほどお嬢さんたちのパノラマを眺めてると、胸の谷間がくっきり見えるキャミソールをぴちっと着こなした彼女が戻ってきました。
オレンジ系のショートボブに、物憂げな二重瞼の眼差しを秘めた、スラリと脚の長いお嬢さん。
サイドライン(Sideline)クラスの美形さんです。
決まりだな
コンチアさんに番号を告げ、先に支払いを済ませたところに、向こうからクッキーちゃんがシルキーなワイドパンツを揺らしながら歩いてきます。
真正面に立つと、身長180cm近い私とほぼ同じ高さの視線。
ハイヒールの底上げを差し引いたとしても、やっぱり背が高い。
軽く挨拶を交わしてから、手を繋いで上階のモダン・ルームへ向かいました。
何か飲みますか?
と、彼女。
ドリンクを頼んだら束の間の談笑タイムです。
クッキーちゃんいくつ?
24歳との答え。
忙しいか?と訊けば、そうでもないという。
ぶっきらぼうではないけれど、どこか翳りのある物腰です。
トーンの低い性格なんだろうな
外国人相手だと言葉の壁もあり、どうしても物静かな感じになるんでしょう。
だけど、決して嫌な応対じゃありません。
スキンシップも親切に接してくれます。
それではこちらへどうぞ
促されるままに、彼女も服を脱いで丸い大きな浴槽に導かれました。
臍の奥の汚れまで全部掻き出してくれるほど丁寧なサービスに満足して、タバコを一服吹かします。
紐なしのシリコンブラを着けながら、彼女が二コリ。
ひと仕事し終えた微笑み。
お疲れ様
お嬢さんに多くを求め過ぎないことが、夜遊びオヤジの鉄則です。
ねぇこのお店知ってる?
彼女に今夜行きたいイサーン(isan)料理屋さんのスマホ画面を見せます。
少し考えて、
知らない
と答える彼女。
その表情に少しひんやりした隙間を感じながら、彼女と私は互いの腰に手を回して部屋を出ました。
ホワイクワンのMP
ポセイドンの近所にあったコパカバーナ(Copa Cabana)はすでに昨年閉店したそうです。
このまま少し歩いてホワイクワン(Huai Khwang)のMPの様子を見に行くか
来た道を戻るのも、ひと駅先へ歩くのも距離的にはそんなに変わりません。
すっかりリフレッシュした私は、ポセイドンの敷地を出ると、ラチャダピセーク通りに沿ってさらに南へ歩き出しました。
MRTホワイクワン駅を通り過ぎてしばらく行くと、エマニュエル(Emmanuelle)の赤い看板が見えてきました。
ここは開店営業中です。
中に入ることなく素通りします。
その奥にあるハイクラス(Hi-class Entertainment)はどこかへ移転したらしい…
さらに歩いて、元ナタリー(Nataree)の場所にあるリトル・ダック(Little Duck Massage)、その隣のメルシー(Merci Massage)など両店とも、細々と営業してるようでした。
こんなもんか…
夕刻前で人通りも少ないこの界隈は、何かに脅えるようにひっそりと息を潜めていました。
このまま観光客が激減していく中、これで商売が成り立つんだろうか…
当事者でなくても心配になるほどです。
さらにその先へ歩くのもしんどくなって、涼を求めて駅へと踵を返しました。
ラチャダー鉄道市場
トラブルみたび
せっかくここまで来たら、ラチャダー鉄道市場(Talat rotfai ratchada:Train Night Market Ratchada)にも寄ろうと、タイ文化センター(Thai Culture Center)駅で降りた私は、
歩き詰めだった身体に一息入れようと、エスプラネード(Esplanade)ショッピング・センター1階のカフェに落ち着きました。
汗を拭ってアイスラテを一口すすり、小休止です。
まだ陽が沈まない午後5時前。
ナイト・マーケットが賑わうのはこれからでしょう。
エスプラネード奥の立体駐車場から見下ろすラチャダー鉄道市場の夜景は、人気のインスタ・スポット。
タイ国鉄の倉庫跡地に夜市が開かれたのが始まりで、鉄道市場という呼称がナイトマーケットの通り名になったとのこと。
時間を潰すにはちょうどいいや
そう思い、ガリっとプラカップの氷を齧ったその時、
ぴろり~ん♪
とメールの着信音。
嫌な予感がしました。
案の定、昨日取り直したばかりの帰国便が欠航の知らせ…
おいおい、マジか…
帰国便のキャンセルはこれで3度目です。
ここまでくると笑えてきました(笑)
俺にタイから帰るなってことか?
新コロさんの酷い仕打ちに我が身を憂います。
半ば呆れながらも、23日夕方発のスクート便をその場で予約し直しましたが、
それは、シンガポール経由11時間以上のフライトでした…
市場そぞろ歩き
慣れとは恐ろしいもので、三度のトラブルに見舞われても、なんとかなるさという感覚が段々強くなってきます(汗)
ぴゅう♪っと口笛のひとつでも吹いて、ハイハイ、もうわかりましたから!って軽さで投げやりにあしらうほど…
ここまでされると、もう開き直るしかないようです。
さて、そろそろいい時間かな?
私は、エスプラネードを出ると、斜陽が差すラチャダー鉄道市場へふらふら彷徨っていきました。
ナイトマーケットはまだこれからといった体で、人出もイマイチ、開店準備をする人たちがのんびり作業してました。
フード屋台からファッション雑貨、テラスバーからタピオカショップ、床屋さんからバイク屋さんなどなど、およそなんでもありそうな賑やかな市場です。
早めに商売を始めた露店には、香りで食欲を揺さぶる串焼きや揚げ物、個性豊かに甘そうなスイーツやフルーツなどが、これ見よがしに並んで誘いかけてきます。
うわーどれも美味そうだけど、ここで食べるわけにはいかないんだよね…
晩飯のイサーン料理屋さんまで必死のお預けです。
しばらくぶらぶら見て回ると、初日に買った海用の財布と同じ品を発見!
げっ!こっちのほうが฿100も安いじゃん…
後々の話になるんですが、ラン島で買うことになるトートバックも、ここで買っとけばかなり安上がりでした(笑)
市場をぶらつく南国タイのお嬢さんたちは、みなさんショートパンツかミニスカート姿なんですよね。
脚フェチの私としては、歩いてるだけで眼福です(笑)
いやー夏はこうじゃなくっちゃな!
といっても3月なんですが(笑)
日本の感覚でいるとついつい8月初旬くらいの頭になっちゃいますよね?
小1時間ほどそぞろ歩いたでしょうか。
おめざの市場の雰囲気を味わって、黒猫ちゃんを愛でたりしてるうちに、だいぶいい時間になりました。
無性に腹が減ってきたな
そりゃそうだ(笑)
これだけ屋台めしがあるにもかかわらず、なにも摘まず歩き回ってんだからお腹が空くに決まってますw
もう我慢できん…そろそろ飯屋に向かおう
目的地はアソークエリアです。
生殺しに堪らず市場を出ると、地下鉄の駅へ小走りで駆け出した私。
なるはやでビールも飲みたい。
そして、今夜はソイカへ繰り出すことに決まりでした。
(続く)
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