おいでや~す、熟年旅リスタまこぼんです。
愛❤自由!愛❤タイランド!!
ってことで、今日も始めていきますよ~
バングラ通りの夜遊びを封じられたまこぼん。
まさかの展開にがっくりしましたが、メゲてばかりじゃ始まらない。
明けて2日目、楽しみにしてたプーケットのビーチへ向かいます。
サバイ・サバイ・レストラン
3月19日、バルコニーから見上げる空は快晴でした。
アンダマン海の真珠と讃えられるプーケット(Phuket)のビーチを満喫するには絶好の海日和。
朝食にと買っといたモンキーバナナにかぶりつきながら、今日の旅の献立を考えます。
めし食ってから、のんびりカタ・ビーチ(Kata Beach)にでも出ようかな…
まず遅めのブランチにして、それからビーチ三昧って寸法。
ひとり旅でわざわざビーチ・リゾートに来るくらいなんだから、私がどんだけ南国の海が好きか知れようというもの(笑)
ビーチとビールとこんがり焼けたビキニのお嬢さんと…
自然とテンション上がってきますよね?(笑)
ノースリーブのラッシュガードとビラボン(Billabong)のウォーターパンツにさっと着替えて、額の上にデカ目系のグラサンをすっと乗っければ準備完了。
ランドリーに預ける洗濯物を片手にぶら下げて、足取りも軽くドアを開けました。
向かったのは、サバイ・サバイ・レストラン(Sabai-Sabai Restaurant)です。
グリーンカレーが美味しいと評判のカジュアル・レストラン。
途中、マックに寄ってラビット・カードにいくらかチャージしときました。


バングラ通りの入り口ゲートあたりからだとのんびり歩いて5分ほど。
ビーチ・ロードをパトン・ビーチに向かって左方向に進み、数えて5本目の脇道に入るとすぐに見えてきます。
サバイ・サバイは、昼時には少しだけ早かったか、客は私1人だけ。
今回の旅は貸切状態が多いようです(笑)
席に着くと中学生くらいの娘さんがメニューを持ってきてくれました。
グリーン・カレーは定番のチキンとポーク、それからビーフの3種類から選べます。
珍しいビーフのグリーン・カレーとビア・シンを注文。
ライスとセパレートで出されたカレーは、リーフ型の可愛らしいお皿に盛られてきました。
なかなかのボリュームです。
ロースの旨味が染み出るまで煮込んだルーをスプーンで一口、舌の上でココナッツの甘味と香辛料の辛味がぶわっと広がり美味。
ぶつ切りインゲンのぷつりとした食感、たっぷりのスイート・バジルがしっかり主役を引き立ててます。
早々にビールを追加オーダー(笑)
いつも歯間ブラシを持ち歩くんですが、このお店には両端が尖って固いタイ風爪楊枝が用意してあります。
ほろ酔い加減の私は、すっかり満足して高楊枝と決め込みました。
パトン・ビーチ

食後の一服を吸うために、パトン・ビーチ(Patong Beach)のサイド・ウォークまで歩きました。
途中のファミマで仕入れたスーパー・ドライ缶を開けて、海を眺めながらまったりしようという算段。
それにしても、バンコクはセブン帝国でしたが、ここプーケットはファミマ王国のようです。
この街では隣にファミマ、歩けばファミマ、やっぱり日本と同じで地域差あるんですかね?
タイはちょうど乾季のハイシーズンに入ったところ。
日本でいえば初夏ですか?
まぁ常夏の国ではありますが(笑)
それだけに強烈な紫外線が肌を射します。
日陰にいても焼けるなこりゃw
日差しに弱いファランのみなさんは木陰に逃げ込んで、
ホテルから持ち出したバスタオルを敷物代わりにごろんと寝そべってます。
私は、ランドリー(現地ツアーの取次店も兼ねてた)で手にしたパンフレットを広げながら、
ここからならピピ島(Koh phi phi)へアイランド・ホッピングってのもありだな
なんて思いを巡らせながら、ビールをちびちび。
辺り半径10mの時間が全部スローモーションになったような感覚が、こめかみからゆっくり入り込んできました。


砂浜まで降りると、視界がぐっと開けて、超広角のビーチ全体が飛び込んできました。
と同時に、目眩がするほどの太陽が眼底まで射抜くように照りつけます。
白砂は1秒も立ち止まれないほど焼き上がってる。
あぢ~~w
思わず波打ち際まで走って、ビーサンごと足を冷やしました。
白人のビキニさんや老ファランが、所々で思い想いに波の音を聞いてます。
ビーチベンチは数えるほどが埋まる程度で、このシーズンにしてはまったく静か。
人が少ないからか、海風がシークレット・ビーチばりのレアなグルーブ感を運んでくる。
ミニマルな波の音。
南の楽園の空気を胸一杯に吸い込んでから、私はイヤフォンを耳に押し込むと、プレイボタンをオンにしました。
カタ・ビーチ

空港からこの街まで乗ったスマート・バス(Phuket Smart Bus)は、さらに先の名物ビーチまで観光客を運びます。
カタ・ビーチも、昨日降りたバス停からラワイ(Rawai)行きに乗れば30分ほど。
このバスにはルールがあって、ラビットカードで乗れば区間に応じた料金で済みますが、カードなしで乗り込むと一区間乗るだけでも一律฿150取られます。
ラビットならパトンからカタまで฿50だから、だいぶ違いますよね(笑)
ただ、ラビットカードで乗るには、チャージ残高が฿170以上ないとダメ。
始発から終点までが฿170だからですかね。
例えば、パトンとカタを往復するなら、帰りのことも考えて最低฿220の残高が必要ってこと。
おそらく乗車時のピッで฿150が引かれて、降車時のピッで差額が返される仕組みだと思います。
つまり、降りる時もちゃんとリーダーにタッチしないと損しますよ(汗)
バスに揺られてうつらうつらしてると、運転手さんがカタ・ビーチ~とアナウンスしたのが聞こえた気がして、ぼやっとしながら立ち上がります。
降車口までふらふら進むと、バスが停まりドアが開きました。
降りてから、あれ?っと辺りを見回す。
どうやらカタ・ビーチのバス停よりだいぶ手前で降りてしまったみたい(汗)
バス停関係なく降りたいところで降りられるタイ・ルールですね(笑)
本当なら3分ほどで良かったところを、10分近く歩くことになったんですけどね…


カタ・ビーチのバス停で降りて、そのままカタ通り(Kata Rd)を進行方向へ進み、ビヨンド・リゾート・カタ(Beyond Resort Kata)が見えたら右に入っていけば、ビーチに辿り着きます。
途中、左手にリップ・カール(Rip Curl)のカタ店が見えるのでそれも目印。
このビーチは、5月からがサーフィン・シーズンとなり、タイでもレアなサーフ・スポットだそう。
サーフボード・レンタルやサーフィン・スクールもあって、サーフ・トリップに訪れる観光客も多いとか。


ビーチに入ると、まずビーチベンチをレンタルしました。
ビーチボーイのお兄さんが半額にオマケしてくれて฿100。
近くにスモーキング・エリアもあって、ベスポジです。
早く海に入りたい…
グラサンをゴーグルに替えて、防水スマホケースをセットします。
これ、ビーチで貴重品の防犯に超おすすめですよ(笑)
カード関係やお金なんかも入れちゃって、もちろんスマホもイン。
そのまま海にざぶん。
ケース越しにスマホの操作もできるのでとっても便利。
私は長めのストラップに取り換えて、肩からたすき掛けにして使ってます。
ソンクラーン(Songkran)でもぶら下げてる人見ますよね?(笑)


灼熱の砂浜を差し足で乗り越えて、ショア・ラインまで小走り。
足の裏が焼けそうです。
そのまま海へ駆け込むと、波の腹に倒れ込みます。
気持ちいい~♪
波の高さは腰より低く、水温は体温より1~2℃低い程度。
透明度は最高レベル、エメラルド・グリーンのうねりが身体の奥まで染み渡って、魂をマッサージしてくれます。
とっても心地良いバイブレーション。
額のゴーグルを下げると、ゆらめく透明な水の中へ潜っていきました。

しばらく泳いで一旦海から上がると、スプレータイプのコパトーン(coppertone)を身体に吹きつけました。
がっつり日焼けする覚悟です。
この歳になれば、黒い肌でシミを隠す勢いですから(笑)
カタ・ビーチは、全長1.4kmほどのカタ・ヤイ・ビーチ(kata Yai Beach)と、その半分くらいの長さのカタ・ノイ・ビーチ(Kata Noi Beach)とに岩山ひとつで分かれてます。
タイ語で、大きい(Yai)ビーチ、小さい(Noi)ビーチという意味だそう。
今回やってきたのは、ヤイ・ビーチのほうだけど、混雑期にはノイ・ビーチのほうが静かに過ごせるかも知れない。
ただ、この時は大きいビーチも混み合ってはなかったですけどね。
端から端まで見渡せるビーチはちょうどいいサイズ感で、波打ち際から50mくらい泳いでも、まだ背が立つほど遠浅でした。
南側はリーフになってて、シュノーケリングやダイビングも楽しめるポイント。
次はあっちのほうで潜ってみよう
一息ついたらまたまた素潜りです。
泳ぐのは河童並みに得意なんですよね(笑)
岩場のほうまで来ると、若いタイ人の女の子と中年ファランが海面に餌を放り投げてるのが見えました。
どうやら魚がいるようですね。
早速、水中散歩。
海の中は、波に削られたリーフが薄く岩に張り付いて尖がりのない安心空間。
視界はあくまでクリア、きめ細かい砂溜まりも多く、ひっかき傷を作る心配はありません。
そして、滑らかな表面の岩と岩の間を縫うように、魚たちが遊んでます。
いるいるw
嬉しくなってお魚ちゃんを追いかけます。
これでテンション上がるのって、やっぱ狩猟本能なんですかね?
夜のお嬢さんを追いかけるのも、ある意味似たようなもんですか?(笑)
魚たちと追いかけっこをするうちに、だんだん沖合に流されます。
夢中になって泳いできた先は、背が届かないほどの水深。
するとそこは、
日差しをきらきら反射させながら、
私の身体をすっぽり包むほどに数え切れない熱帯魚が乱舞する、
不意に紛れ込んだ白昼夢の別世界でした。


岩場の上には、レストランやバーが建っていました。
泳ぎ疲れた私は、カタ・ママ・シーフード(Kata Mama Seafood)でビール・タイム。
海を見晴らす高台で飲む麦酒は最高です。
他人の目を気にせず、自分のしたいようにする気質は好きだな
日本の女性だとお肌の曲がり角を過ぎたらビキニはちょっと…とかで自主規制してしまう雰囲気ってありますよね。
だけど、このビーチで寛ぐ多くの女性たちは、誰一人としてそんな物怖じなんてしません。
中年のおばさんも普通にビキニ、体型の衰えなんてどこ吹く風です。
中には、そんなビキニどこで売ってんねん?ってほどヘビー級のご婦人もいたりして(笑)
いや、笑っちゃいけないけど、心の中で大爆笑www
若いレディーだってお尻丸出しのTバックを着てるほうが多い。
それがむしろ健康的に見えるんですね。
鼻の下を伸ばしたオヤジどもの視線なんて、一瞬たりとも気にかけません。
なんか文句ある?ってくらいのもんで、秒で無視です(笑)
自分をしっかり持ってるから、こう屹然とできるのかな?って思ったり…
私たち日本人は周りの空気を気にし過ぎる嫌いがありますもんね。
昼下がり、絶景のダイナーでビールをすすりながら、もっと好きに生きればいいんだよと自分に言い聞かせたりして、ゆっくりとした時間が過ぎていきました。

ベンチに寝そべったり、無心に泳いだりしてたら、そろそろ黄昏時に差しかかってきました。
夕陽がまだ高いところから海面に反射して光りの絨毯のようです。
そろそろホテルに戻ろうか、そう考える時間。
ここは陽が沈むほうのビーチなんだな
西に向いたビーチは、これからが日没に向けてロマンチックな時間帯。
ぼっちはそろそろ退散するに限ります(笑)
強い日差しを避けてか、ファランさんたちは、この位の時間からビーチにやってくる人が多い。
子供連れのファミリーの姿も増えてきました。
初日にしてはけっこう焼けたな
十分な太陽を浴びて大満足です。
カタ・ビーチは、立ち去るのが名残惜しいほど素晴らしいリゾートだったけど、
ふたりで来たならもっと心踊ったかもしれない。
陽が傾いたのも相まって、人肌恋しさが募ります。
次は誰かお嬢さんと一緒に来よう、私は確と心に期しました。
(続く)
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